仕事にも慣れてきて、20代後半や30歳を迎える頃には結婚を考えているというカップルにとって、同棲するならどのタイミングがいいのかは考えておきたい所ですよね。
今回は、20代社会人のカップルに向けて、同棲を開始するタイミングとしておすすめの時期や考え方を紹介していきます！
同棲を行う目的は？
そもそも、同棲を始める目的・メリットはどんなところにあるのでしょうか？主な目的として以下のようなものが挙げられます。
・互いの理解を深める：同棲相手と一緒に暮らすことで、より身近な関係を築き、将来的な結婚を考えられる状態にするため。
・生活の質の向上：同棲相手と一緒に暮らすことで、家事や料理などを分担し、生活の質を向上させるため。
・経済的な理由：家賃や共有生活費などを分担し、生活費を削減するため。
・独立を学ぶため：独立した生活を学ぶために、家事や料理などの日常生活のスキルを身につけるため。
それぞれ、簡単に紹介していきます。
互いの理解を深める
同棲をすることにより、恋人との仲が良くなる可能性があります。
一緒に暮らすことで日常的なコミュニケーションを取ることができつつ、お互いに理解し合うことで、信頼関係を築くことができます。
また、お互いに支え合うことで仕事や人間関係のストレスを軽減することができるため、心理的な安心感を得ることにも繋がります。
将来的に結婚を考えた場合、同棲の中でお互いの理解をより深めていくことで、将来のイメージもより現実感あるものとして掴めていけると思います。ただし、同棲をすることで、仲が悪くなるケースも考えられます。
パートナーとの相性や、お互いに期待することなどが合わない場合に仲が悪くなる可能性が考えられるため、同棲をする前からコミュニケーションを大切にし、お互いの期待や生活スタイルなどを明確に話し合っておくことが大切です。
生活の質の向上
同棲をすることで、家事や料理などのスキルが磨かれて生活の質が向上する可能性があります。
例えばお互いに家事や料理を手伝ったり、工夫していることを教え合ったりすることで、お互いの経験が共有されて生活がより豊かになる可能性が高まります。
また、同棲によって二人暮らし用の広い家に住むことで、普段の生活の中で開放感も感じることができるでしょう。
経済的な理由
同棲をすることで、家賃や共有生活費などを分担することができるため、1人当たりの生活費の削減が見込まれます。
ただ、同棲で立派な家に住みたいという要望から家賃が高くなったり、外食の機会が増えることで食費が増加したりする場合もあるため、生活費が安くなるかどうかは実際の生活によっても異なります。
また、生活費の支払いをどのように分担するかによっても実際の支払金額は異なるため、分担方法はパートナーとよく話し合って決めていきましょう。
【参考】同棲の家賃は割り勘がいいの？折半が納得できない場合の平等な負担割合とは
【参考】同棲で生活費に収入差がある場合、費用負担はどうするべき？
独立を学ぶため
これまで実家暮らしだった方にとって、同棲での生活は自身の自立心の向上に繋がります。
家事や仕事のバランスを考えつつ、自分だけでなくパートナーの生活を考えながら過ごすため、最初は慣れないことも多いかもしれませんが、徐々に自分たちの生活を自分たちで管理するという責任と自立心が高まっていくと思います。
また、一人で何でもこなそうとしすぎずに、恋人とうまく家事を分担したりすることで、お互いに安心感を持って良好な同棲生活を築いていくことができるでしょう。
【参考】同棲で最適な家事分担の方法は？カギは家事分担表の作成にあり！
20代社会人が同棲を開始するおすすめのタイミング
同棲を始める主な目的は上述のようになりますが、具体的にどのようなタイミングで同棲を始めるのかは、カップルによって異なります。
今回は、20代社会人が同棲を始める場合に多いと思われる同棲開始のきっかけ・タイミングを紹介します。
お互いの記念日
お互いの誕生日やクリスマスなど、記念日はカップル内での関係を見つめ直すタイミングとして良い機会になり得ます。
特に、「お付き合いして〇年」のような二人共通のタイミングはわかりやすい指標になるのでおすすめです。
元々あった記念日に、「同棲開始記念」の記念を加えられるので、より大切な日としての実感が高まるでしょう。
転職・転勤などの職場環境の変化
20代社会人であれば、転職や転勤によって働く場所を変える方も多いでしょう。
そのような職場環境の変化にあたり、引越しをして住む環境を変える場合も多いと思います。
せっかく引越しするのであれば、単身で引越しをするのではなく、そのタイミングで同棲を始めることで、二人の距離を一気に縮めることができます。
※逆に、引越しのタイミングで同棲しなかった場合、次の引越しまで同棲の機会を失うことになりますので、同棲の意欲がある中で職場環境が変化した場合は、率先して同棲するかどうかについてパートナーと話し合いましょう。
住んでいる部屋の更新月前
引越しの話に関連して、彼氏・彼女のどちらかが現在一人暮らしで賃貸の場合、物件には更新月というものがあります。
賃貸では一定期間住んだ後、その物件での居住を続ける際に契約更新のための費用を払う必要があり、その費用を払うとさらに一定期間住み続けることができます。
逆に言うと、契約更新してすぐに同棲を始めると更新のための費用がもったいなくなるため、同棲を始めるタイミングとしては賃貸の契約更新前の段階がおすすめです。
親からの案内
同棲のきっかけは、双方の親との挨拶からも生まれます。
特に女性側の親は我が子に早く結婚して安定して欲しいという気持ちもあるでしょうし、結婚の話まで直接的にしなくても、二人暮らしを進めてくる可能性は大いにあります。
もしパートナーとお互いに同棲の話がなかなか切り出せなかったりした場合は、親との会話の機会を設けることで、少し無理矢理ながらも同棲の話を広げることができるかもしれません。
なお、同棲を始める前には、お互いの両親への報告をしっかりしておきましょう。
同棲をすると我が子の生活に変化が生じるため、何も知らされていないと両親としては不安に思いますし、事前に説明することで、大きなトラブルを防ぐことにも繋がります。
また、お互いの両親と仲良くすることでアドバイスやサポートを受けることもできるでしょう！
もし同棲に対して反対された場合は、その理由をしっかり聞き、可能な限りの対策を行い、同棲の許可が降りるように粘り強く相談しましょう。
同棲を開始する際のおすすめの季節
一般的に、新生活が始まる前の春（3月頃）や秋（9月頃）になると引越しが多くなり、競争も激しくなります。
繁忙期は家賃や引っ越し料金が高くなることが多いため、なるべく閑散期で引越しを行った方が費用的には安くなります。
ただしあまりに閑散期となると物件数も少なくお気に入りの家が見つかる可能性も低いため、およそ7月や1月のようにギリギリ繁忙期を迎える前のタイミングが同棲を開始するにはおすすめです。
まとめ
今回は、20代社会人が同棲を始める場合に多いと思われる同棲開始のきっかけ・タイミングや、同棲を行う目的について紹介しました！
同棲を始めるきっかけは人によって様々ですが、紹介した内容がパートナーとのきっかけ作りの参考になれば幸いです！
