いよいよ100周年を迎え、ますます盛り上がりをみせるディズニー。
この機会にフロリダにあるディズニーワールドに行きたいと考える方も多いのではないでしょうか。
フロリダのディズニーワールドは、東京ドーム約2,500個分の広さであり、見所も豊富にあるため、数日では回りきれません。
旅行計画を立てるのであれば7泊9日ぐらいのプランを立てることをおすすめします。
一方で、「物価の高さ」や「円安」などで予算に不安を感じてしまう人もいるでしょう。
今回の記事では、昨年の年末に7泊9日間でディズニーワールドへ行ってきた経験をもとに実際の費用の内訳や予算を抑える方法を紹介します。
【フロリダディズニー7泊9日の予算】1人約60万円
実際に筆者がフロリダディズニーワールド旅行でかかった総額は1人あたり約60万円です。
新婚旅行目的で訪れたので、「泊まりたい!」「行きたい!」と思ったホテルやレストランは値段が高くても行ったことにより、少し高めの予算になりました。
お金の使い所を考えてきちんと予算管理すれば、7泊9日でも1人あたり45万円ぐらいあれば行けるかなと思います。
予算管理のポイントは、記事の後半で紹介します。
<旅行のスケジュール概要>
・日数:7泊9日
・旅行時期:2022年11月中旬
・宿泊:ディズニー直営ホテル(1部屋2人宿泊)
<費用内訳>※1人あたりの値段で記載しています
項目 | 金額 |
---|---|
航空券代(往復) | 243,290円 |
ホテル代 | 142,012円 |
パークチケット代 | 110,253円 |
飲食代 | 54,857円 |
お土産・交通費 | 40,299円 |
合計 | 590,711円 |
フロリダへの航空券代(成田⇆オーランド)
私が行った時期はコロナ明けで飛行機の本数が少ないせいか、往復で25万円程度と非常に高額でした。
<フライトのスケジュール>
行き:フライト時間15:53
東京(成田)17:30出発→デンバー11:45到着
デンバー13:55出発→オーランド19:23到着
帰り:フライト時間17:25
オーランド8:20出発→デンバー10:29到着
デンバー11:30出発→東京(成田)15:45
2023年11月時点では、往復で11万円台〜航空券を購入することができるため、もう少し安い予算でフロリダのディズニーを楽しむことができるでしょう。
フロリダディズニーのチケット代
フロリダのディズニーワールドの7日間分のチケット費用は、全て含めて110,253円でした。
内訳としては、7日間分のパークチケット+バックホッパーチケット代が99,667円。
それに加えて、現地にてアトラクションに早く乗るために購入したジーニープラスのチケット代が10,586円でした。
フロリダのディズニーチケットは、仕組みが少々複雑で様々なプランがあります。
2023年11月時点の7日分のチケットの値段を参考程度に見てみましょう。
<チケットの種類と7日分の値段>
種類 | 内容 | 値段(7日分) |
---|---|---|
パークチケット | 基本となるチケット 4テーマパークのうち1つのテーマパークに入園可能 | 110,223円 |
パークチケット +バックホッパー | 1日で4つのテーマパークに無制限に入園できる | 124,332円 |
パークチケット +ウォーターパーク・アンド・スポーツ・オプション | パークチケットに加えて、同日にウォーターパークの入園やゴルフをすることもできる | 120,619円 |
パークチケット +バックホッパー +ウォーターパーク・アンド・スポーツ・オプション | 全てのオプションがついたプラン 1日で4つのテーマパークに無制限に入園でき、かつウォーターパークの入園やゴルフもできる | 127,302円 |
Genie +(ジーニープラス) | 対象アトラクションに早く乗れるチケット | 1日あたり 2,000〜3,000円程度 |
バックホッパーやウォーターパークのチケットを追加購入してもさほど値段が変わらないことから、おすすめとしては
・パークチケット+バックホッパー
・パークチケット+ウォーターパーク・アンド・スポーツ・オプション
です。
筆者も1日の中でパークを行き来することも多かったため、バックホッパーチケットを付けて良かったなぁと実感しています。
フロリダディズニーのホテル代
最後の1泊は空港周辺のホテルに泊まりましたが、それ以外はフロリダディズニーワールドの直営ホテルに6泊して1人あたり142,012円かかりました。
今回泊まったホテルとしては、
・ディズニー・オールスタームービー・リゾート(4泊):22,071円/泊
・ディズニー・アート・オブ・アニメーション(1泊):32,796円/泊
・ディズニー・コンテンポラリー・リゾート(1泊):84,440/泊
・ディズニー・ウェルダネス・ロッジ(1泊):78,5042円/泊
の計4ホテルです。
直営ホテルの中では安めのホテル(ディズニー・オールスタームービー・リゾート、ディズニー・アート・オブ・アニメーション)を中心に、2泊だけ高級ホテル(ディズニー・コンテンポラリー・リゾート、ディズニー・ウェルダネス・ロッジ)を取り入れました。
フロリダディズニーには、全部で直営ホテルが約30個もあります。
どのホテルに泊まろうか迷う方も多いと思いますが、高級ホテルは1泊8万円〜であるため、予算に合わせて組み合わせていきましょう。
フロリダディズニー内の飲食代
ディズニー旅行中は、軽食6割、レストラン4割ぐらいで食事を楽しみ、フロリダディズニーでの飲食代はすべて含めて54,857円でした。
食事の値段は日本よりも高額ですが、その分量も多いので、2人で1つで十分なことも多々あり、予想していたよりもお金はかからない印象でした。
一方で、レストランは予想通りそれなりの値段がします。
行くレストランにもよりますが、一万円近くかかると思っておいた方が良いでしょう。
ただ、ディズニー内のレストランはどれも世界観が素晴らしいためとってもおすすめです。
実際に予約して訪れたレストランは以下の3つになります。
・シェフミッキー:8,476円(モーニングで利用)
・ビーアワーゲスト(美女と野獣がテーマのレストラン):8,500円(ディナーで利用)
・SPACE220(宇宙旅行をテーマにしたレストラン):3,737円(カフェ利用)
ディズニー内のレストランは大変人気で予約必須の場所もあります。
旅行前にどうしても行きたいレストランをピックアップして予約しておきましょう。
特に筆者がおすすめしたいレストランは、エプコットというテーマパークにあるSPACE220。
レストラン内のエレベーターが宇宙船のような演出をしており、まるで宇宙旅行をしているかのような特別な体験ができますよ。
その他:お土産代や交通費など
その他でかかった費用としては、以下のようなものがあります。
・ESTA申請費用:3,000円弱
・ポケットWiFi:2,700円(1人あたり)
・ディズニーから空港までのタクシー費用:5,000円弱
・お土産代:30,000円弱
お土産はあまり多くは買うつもりはありませんでしたが、日本のようにばら撒き用のお土産があまりなく、1つ1つの単価が高かったため、全体として高めについてしまう印象でした。
今回宿泊は全てディズニー直営ホテルのため、パークに行く際のバス代などが無料であり、交通費が殆どかかりませんでした。
【フロリダディズニー】予算節約のために意識したポイント
フロリダのディズニーワールドの予算は、航空券やチケット、宿泊代など予約が必須のものが大きな割合を占めるため、旅行を計画する予約段階で予算が決まると言っても過言ではありません。
現地でも思い切りよく楽しむために予約の段階では、メリハリをつけて予算管理をしましょう。
泊まるホテルを厳選する
予算を節約するためには、まず宿泊するホテルを厳選して選びましょう。
価格帯としては、ディズニーワールド直営ホテル以外に宿泊した方が安いかもしれませんが、フロリダのディズニーは敷地が広いため、直営ホテル以外のホテルに宿泊の場合は、パークに行くのに時間がかかってしまいます。
そのため、思いっきりディズニーを楽しみたい方は、ディズニー直営のホテルを選びましょう。
直営のホテルに泊まることで、パークに通常より早い時間帯から入園できる、パークまでの交通費がかからない、宿泊施設でもディズニー感を感じられるなどメリットがたくさんあります。
ディズニー直営のホテルはいくつかの種類があり、種類によって値段が大きく異なります。
<ディズニーワールド直営ホテルの種類>
・バリュー・リゾート:
直営ホテルで最もリーズナブル。
ホテルの設備は必要最低限だが、ディスニーの世界観もしっかりあり、パークで朝から晩まで遊び尽くしたい人にはおすすめ。
・モデレート・リゾート:
価格は中間体のホテル。
ホテルの中にレストランやプールなどもあり、ホテル内でも楽しみたい人におすすめ。
・デラックス・リゾート:
高級タイプのホテル。
キャラクターダイニングやプールなど豪華な施設があることが特徴。
比較的パークからも近い距離にあるため、便利。
・ヴィラタイプ・リゾート:
高級タイプのホテル。
キッチンや洗濯機がついており、広い部屋が特徴。
比較的長期の滞在をしたい方におすすめ。
予算を抑えたい場合は、バリュー・リゾートを中心に予約するのがおすすめです。
Klookの割引チケットを利用する
フロリダのディズニーワールドでは、入園するパークを予約する必要があるため、事前にチケットを購入しておきましょう。
フロリダディズニーワールドのチケットは、複数のサイトから購入できます。
ディズニーチケットを取り扱っている代表的なサービスにKlookがあり、Klookでは定期的にフロリダディズニーチケットの割引セールを行っています。
購入も簡単なので、一度確認してみましょう。
割引時に購入すると、定価よりも安く購入することができるのでとてもおすすめです。
航空券は安めのものを選ぶ
特に飛行機にこだわりがなければ、航空券は安めのものを選びましょう。
安い航空券を見つけるためには、様々な航空会社の料金を比較検討することが重要です。
1つのサイトで見ると、そのサイトに載っている航空券しか見ることができません。
Googleフライトであれば、Googleに掲載されている全ての航空券の値段を見ることができるのでおすすめです。
旅行する時期によっても値段が異なるので、日にちを変えて検索もしてみましょう。
また、東京からフロリダ(オーランド)までは約16時間ぐらいかかります。
長旅になるので、いくら安い航空券であっても、トランジットがあまりにも長いフライトは非常に疲れます。
覚悟を持って予約しましょう。
海外保険付帯のクレジットカードを契約
海外旅行の際に必ず実施しておきたいのが、海外旅行保険への加入です。
「今は特に病気していないし、大丈夫だろう」と思う気持ちも分かりますが、突然の事故や病気で海外旅行保険に加入せずアメリカの病院にかかってしまうと非常に高額の請求をされてしまうため、必ず海外旅行保険には加入しましょう。
しかし、海外旅行に行く際に保険費用を払うのはなんか勿体ない気もしますよね。
そんな時には海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを契約すれば、費用を支払わずに海外旅行保険に加入することができます。
一度クレジットに入会してしまえば、今回の旅行だけではなく、今後の海外旅行の際にも使えるのでおすすめです。
<海外保険付帯のクレジットカード>
・Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
・楽天カード
時期によっては、入会特典ももらえるので、一緒に獲得してしまいましょう。
フロリダディズニーワールドの予算は計画段階で概ね決まる
フロリダディズニーワールドの予算は計画の段階で概ね決まります。
色々なサイトを比較したり、情報収集して、ご自身の予算にぴったりの旅行計画を立てましょう。
この記事を読んでいただいたあなたが素敵なディズニー旅行ができることを心から祈っています。