同棲前にはいくらくらい貯金が必要なのかしら?50万円くらいしか口座にないけど。。
同棲前は引越しや家賃の初期費用、家具・家電の準備と色々用意が必要だもんね。
改めて相場について確認しつつ、必要な貯金額を考えてみよう。
同棲前に貯金はいくらあればいい?
同棲生活を始めるなら、貯金はどの程度溜まっていた方がいいのでしょうか?
「家賃」に「光熱費」、「生活費」など、暮らしていくためのお金も必要ですし、そもそも二人暮らしを行うための「引越し費用」や「家具・家電の購入費用」なども必要です。
今回は、これから同棲生活を考えているカップルに向けて、様々な準備や生活にかかる費用の相場を紹介し、そのために必要な貯金の目安を紹介していきたいと思います!
同棲における家賃の初期費用
家賃の費用は場所によって大きく変わりますが、参考までに日本の主要都市における家賃相場情報(1か月分)を掲載します!
東京の場合、ざっくり10万円程度の費用がかかるイメージになります。
地域 | 平均家賃の下限~上限 |
---|---|
東京23区 | 8.51万円(葛飾区平均)~23.92万円(港区平均) |
東京26市 | 5.77万円(あきる野市平均)~12.51万円(武蔵野市平均) |
大阪市24区 | 6.26万円(平野区平均)~12.47万円(福島区平均) |
大阪府32市 | 5.24万円(阪南市平均)~8.18万円(吹田市平均) |
名古屋市16区 | 6.19万円(守山区平均)~9.43万円(中区平均) |
愛知県37市 | 4.22万円(田原市平均)~7.22万円(安城市平均) |
なお、一般に家賃は手取りの3割くらいが目安と言われています。(同棲の場合はパートナーとの手取り年収を合算した場合で計算します)
また、家賃には初期費用も発生するため、下記の項目も考慮して新居を選ぶ必要があります!
初期費用項目 | 費用 | 例(家賃10万円の場合) |
---|---|---|
敷金 | 家賃の1~2ヶ月分 | 10~20万円 |
礼金 | 家賃の0~2ヶ月分 | 0~20万円 |
仲介手数料 | 家賃の0~1ヶ月分 | 0~10万円 |
家賃・管理費(初月分) | 家賃の1ヶ月分。月なかばの場合は日割り計算 | 10万円 |
保証料 | 家賃保証会社を使う場合 | 10万円 |
その他費用 | 駐車場・駐輪場代、火災保険料、鍵の交換費用など | 5万円 |
合計 | – | 35~70万円 |
引越し相場
引越し相場も地域によって変わる他、季節や移動距離によっても大きく変化します。
ここでは参考までに、通常期・繁忙期におけるトレンドの中で、荷物量の違いによる引越し相場を掲載します!
引越し時期 | 荷物が多い場合 | 荷物が少ない場合 |
---|---|---|
通常期(5月~1月) | 9.0万円 | 7.2万円 |
繁忙期(2月~4月) | 11.6万円 | 9.5万円 |
※移動距離が50km未満の場合の平均になります。
【参考】新婚夫婦や同棲カップルの引越しにかかる費用の相場は?
状況によっては自身の車やレンタカーを使って費用を最小限に抑えつつ、引越しを行うパターンもあります。
引越しについては見積もりを行えるサイトをいくつか比較してみつつ、レンタカーなどを借りる場合とどちらがお得になるのかを確認してみるのがいいでしょう!
見積もりを比較できるサイト例:引越し侍
同棲の準備にかかる家具・家電費用
同棲の準備の際には家具や家電も揃えなければなりません。ただしパートナーのどちらかがそれまで一人暮らしをしていたのであれば、その際に使っていた家具・家電をそのまま持っていくことで購入の手間を省くこともできるでしょう。
ここでは一般的な二人暮らしにおける必要なものについて、それぞれ新規に購入した場合の価格相場を掲載します!
家具 | 価格相場 | 参考情報 |
---|---|---|
2人用ソファ | 1~6万円 | ソファー2人掛けの人気商品 |
テーブル | 0.5~3万円 | ローテーブル – テーブルの人気商品 |
ベッド(ダブル) | 2~6万円 | ダブル ベッドの人気商品 |
ラグ・カーペット | 0.3~1.5万円 | ラグの人気商品 |
ドライヤー等その他生活用品 | 3~5万円 | – |
合計 | 7~21.5万円 | – |
家電 | 価格相場 | 参考情報 |
---|---|---|
冷蔵庫 | 7~10万円 | 内容積310~380Lの冷蔵庫一覧 |
洗濯機 | 2.5~5万円 | 洗濯容量5~7kgの洗濯機一覧 |
掃除機 | 1~6万円 | 有線掃除機一覧 |
電子レンジ | 0.5~4万円 | 単機能レンジ一覧 |
炊飯器 | 0.5~2万円 | 3合炊き未満の炊飯器一覧 |
テレビ | 3~6万円 | 43~49インチのテレビ一覧 |
合計 | 14.5~33万円 | – |
【参考】同棲に必要な家電の初期費用は?冷蔵庫や洗濯機選びはサイズにも注意!
ここまでをまとめると、例えば東京で家賃10万円の家を借りた場合、初期費用で約50万円支払ったとして、そこに引越し費用約10万円、家具・家電で約30万円が加わっておよそ100万円ほどの金額が概算として同棲準備に必要な見込みになります。
もちろん家具・家電を元の住居から持ってくる方や、逆におしゃれな家具・家電を買い揃えたい方もいるかと思うので一概には決められませんが、平均的な金額で考えると、同棲の準備には100万円ほどの貯金を用意しておく必要があると考えておくといいでしょう!
同棲にかかる生活費
同棲は始めるための準備金だけでなく、その後の生活でも当然お金が必要になっていきます。
生活にかかるお金は「家賃」だけでなく「光熱費」や「インターネット代」、「その他生活費」なども2人分でかかることになります。
改めて、家賃を10万円として、二人暮らしに必要な各種生活費の相場について掲載します。
生活費項目 | 同棲 | 一人暮らし |
---|---|---|
家賃 | 約10万円 | 約5万円 |
食費 | 約6.6万円 | 約3.3万円 |
水道光熱費 | 約2万円 | 約1万円 |
交際費・娯楽費 | 約4万円 | 約2万円 |
スマホ・ネット代 | 約1.1万円 | 約5.5千円 |
交通費 | 約3千円 | 約1.5千円 |
医療費 | 約1.5万円 | 約7.5千円 |
その他(衣類/日用品) | 約6万円 | 約3万円 |
合計 | 約31.5万円 | 約15.7万円 |
【参考】同棲の生活費は平均いくら?カップルのお金の分担方法を実例付きで解説!
上記の場合、二人の合計で約31.5万円、一人当たり約15.7万円の費用が一か月あたりにつき発生することになります。
もちろんこれらは二人暮らしを始めた後にかかる費用なので、毎月収入を得ながら払っていければいいのですが、同棲開始の最初の月に関しては準備金を支払って間もないため、一か月目の生活費も問題なく支払えるように用意できた方がいいでしょう!
まとめ
今回はこれから同棲を始める方に向けて、同棲にかかる準備金や実際の生活費でどれくらいの支出が発生するのかを紹介しました。
まとめると、同棲の準備金としてざっくり100万円程度、最初の生活費として別途30万円ほどかかるため、130万円以上の貯金を同棲前に用意できた方がいいでしょう。
決して安い金額とは言えませんが、一人で負担せずにパートナーと共同で貯めることも視野に入れて、ある程度の余裕を持ってから素敵な同棲生活を築いていきましょう!